この記事を読むのに必要な時間は約 8 分です。
文章って読んでるようで「見てる」部分が多いと思うんです。
これはわたしがwebで記事を見るときに、一文一文しっかり読んでいるわけではなく、要点や画像、ボックスや表だけ見て終わりということが多いからかもしれませんが…。
でも、わたしのような人もきっと多いはず!と思ったので、わたしが記事執筆をするときにしている工夫を紹介してみようと思います。
3~4行ごとに空行を入れる
ライターを始めたばかりのときに教わったことです。
雑誌や書籍とは違って、webメディアってざざっと斜め読みすることが多いんだと思います。
行間がぎちぎちな文章や、一章ごとに内容を盛りだくさんにしてしまうと途中で「もういいや」と引き返してしまいがち。
こんな感じ↓
はじめまして、ハナダユミコです。コスメとアイドルの応援が趣味で、BTSとJO1を応援しています。少し前まではジャニーズオタクでしたが、何気なく韓国アイドルを見ていたらいつの間にかK-POPにハマっていました。今ではすっかり日韓のアイドルを応援するオタクです。
読みづらいですね。
3~4行ごとに文章を区切って改行したり、空行を入れると少し読みやすくなります↓
はじめまして。ハナダユミコです。
コスメとアイドルの応援が趣味で、BTSとJO1を応援しています。
少し前まではジャニーズオタクでしたが、何気なく韓国アイドルを見ていたらいつの間にかK-POPにハマっていました。
今ではすっかり日韓のアイドルを応援するオタクです。
webメディアはPCよりスマホで読むことが多いと思うので、スマホでも見やすくなるように改行は意識していきたいですね。
続けて同じ文末を使わない
文章を書くときに意外と苦労しがちなのが、文末が続いてしまうこと。
特に、「~ます。」「~です。」
この2つは、同じ文章で続くと、なんとも言えない違和感を感じてしまいます。
今日はいい天気です。寒いけど、日が当たると温かいのでコートはいらないです。
今日はいい天気だと思います。寒いけど、日が当たると暖かいのでワンピースだけで外出しています。
なんかたどたどしいですよね。すごい違和感を感じます。
こんな文章に変えてみました。↓
今日はいい天気です。寒いけど、日が当たるのでコートはいりません。
今日はいい天気だと思います。寒いけど、日が当たると暖かいのでワンピースだけで外出しました。
これで読みやすい文章になったかと思います。
気がついたら変えるようにはしているのですが、見つける度に、文章って難しいなぁとしみじみ感じてしまいます。
音読してみる
読みやすい文章ってテンポが良いんですよね。
先程の文末の重なりと少し被るのですが、書いた文章を一から声に出して読んでみると
- 同じ文末が続いている部分
- 読んでいてスムーズではない部分
こんな、テンポが悪い部分を見つけることができます。
見出しとマーカー、太字でなんとなく内容が分かるようにする
最初にも触れたのですが、webメディアは文章を読んでいるつもりでも、結構読んでない。
自分が知りたい、興味をもっている文章だとしっかり読むこともありますが、なんとなーく開いたページって、斜め読みどころか、画像や太字、マーカー部分しか読んでいないこともあります。
突然ですが、わたしは「しいたけ占い」が大好きで、上半期・下半期の占いを友達と共有したくてこんな会話をしたことがありました。
このときに「あぁ、長文を読むことが好きではない人もいるよなぁ」と気づかされ、以来、見出しやマーカー、太字だけでなんとなく記事の内容が分かるように心掛けるようになりました。
(※しいたけ占いのことを悪く言っているのではありませんよ)
画像で想像させる
文章だけでは想像するのが難しいことってよくあります。
表現がとぼしいだけなのかもしれませんが、より文章を具体的にするためにも、イメージできる画像を入れるとわかりやすい記事になるような気がします。

こんな感じ。画像だと目につきやすいしね。
ボックスで要点を伝える
文章がずらーっと続くとなんだかうんざりしてしまいがちなので、要点がいくつかあるものだとボックスや表を使うようにしています。
要点はポイントボックス
気をつけたい部分は注意点ボックス
章の終わりごとに要点をポイントとしてボックスにまとめたりしてもいいかもしれません。
なんとなく斜め読みしていても、カラフルなボックスがあるとそこだけ目につくことも多いので、ボックスや表は使える手法だと思います。
文章が続くときは吹き出しを入れるのもアリ
ボックスを使うほどでもないし、でも文章が続いてしまうな~というときには吹き出しを使うのもアリ。
ボックスと同じく、会話調の吹き出しはなんとなく目につきやすいと思います。
まとめ

webメディアって、読むものより、見るものなのかもしれません。
動画やマンガが読みやすいように、記事も文章を読まれることより、画像やボックスを入れて「見られる」ことを意識してみるのも良いのかな、と思います。